為替取引のコツは心理的な部分もある

以前FXを始めて１０年という話でしたが自分が為替取引を理解したのは 実に約８年ほどかかりました💦 現在はマイナス分を取り戻しつつプラス域…本当に辛かったですｗ

私の取引方法はまず本当の意味で確実に増えていくスワップ(金利)と 余力があれば別途取引をする２本構成でＦＸをやっています。

以前軽く説明したようにスワップはポジションを持ち続けてもう２年目になります。これは売り買いするものでなくずっと買いポジションを持ち続けることで１日１０００円ずつ増えていく方法。

もう一つは自分の乗りやすいと思った波になる通常の取引(買ったり、売ったり)になります。

今回のお話は通常の取引です。

これが私が負けていたころのマインドですが”上か下どちらかに動けば勝ち”というようにかなり安直な考え方でしたｗｗ すごく簡単に言えばその通りなんですが、人間は考える生き物です。

それは私だけでなく投資をする全ての人が人である以上そこには心理が働いています。

一番わかりやすいのはアメリカと日本の金利の差です。アメリカが最近金利引き上げをし続けると…日本円を持っている人の心理は『アメリカのお金流した方が金利高く付くじゃん』となります。そうなると日本円を手放してドルが欲しいですよね。これをグラフでいう上に上がるということです。

では下がる時はというと日本国民が全体的に豊かになるとグラフは下がります。

もっとわかりやすく言えば戦後日本円は１ドル３００円とかでしたからそこからバブルが来て１ドル９０円とかまで行ったことがあります。

ようは国民の不幸だったり、経済成長がない場合はドンドングラフは右肩上がり。

だから今の自民党を応援する人は…おっとｗこの話はまたの機会にしましょうｗ

例えば先ほど話をしたスワップ(金利)ドル円を買いポジションなら金利を貰えますが、逆に売りポジションなら金利を払わなくていけません(;^ω^) もっと砕いて話をするとグラフが上に上がって欲しいと思う取引は金利が貰えて

下に下がってほしいと思う取引は金利を払うという仕組みです。

そこで考えるべきはどういう時に上がるのか、どういう時に下がるのかを知る必要があります。私が一番注目するのは日本の不景気こそ私の儲けになるということです。景気が悪くなればなるほどグラフは上に上がり１４０円が１５０円、１６０円と１ドルに対しての価値がドンドン下がってしまいます。

円の数字は上がってるのに価値が下がるって意味がわかりにくいですよねｗ

アメリカでハンバーガーが１ドルだとします。日本人がアメリカで買い物する時にドルに変えますよね。その時の為替相場が１ドル１００円であれば１００円で交換できますが、１ドル１４０円なら１４０円持っていないと１ドルにできません。

実際日本円の価値を高めるなら円の数字が低い事が好景気ということになります♪

ただし例外もありますが円安１ドル２００円とかになると喜ぶ人もいます。

それが輸出する人たちです。ただ日本は残念なことに輸出が他国より少ない。 技術はありますが資源も土地もないので技術を売れるのはごく一部。 それでは日本の経済は回りませんよね(;^ω^)むしろ国民は首が閉まる。

うだうだと話をしてきましたが、超簡単に説明すれば円安(グラフが上がる)は日本の一部の人間にはありがたい。格差を生み自分だけ潤う。逆に円高になると多くの国民には嬉しく。一部の人間が美味しい思いができなくなる。 これを理解するだけで投資が通常の何倍も取引しやすくなるわけです。 人間の心理は実に面白いですよね。