アニメ【チ】

このアニメは一見宗教や天文学と言った内容かと思いきや実はその時代の背景と現代を忠実に表しているアニメです。

話の内容はキリスト教では昔地球を中心に惑星が回っていると言われていました。

これを天動説と言います。逆に今世間に知れ渡っているのは地動説！

今でこそ太陽の周りを地球や他の惑星が回っていると説明されていますが昔は間違った解釈で宇宙理論が信じられていたのです。

そして当時地動説を信じる者はキリスト教に背く異端者として扱われてきました。

それはそのはずです。例え真実であったとしても宗教から得る教えとは違った解釈は神への冒涜とされても当然。しかしこのアニメで語られるべきは天動説でも地動説でもなく、真実に目を向けるものはいつの時代も異端者として叩かれてきたことにあります。今の日本も似たように思いませんか？

自民党が作る日本はこれ以上にない政党だと多くの人が信じています。他党には自民党よりましな党がいない。そして自民党を批判するものは白い目で見られ現政権を批判することがあたかも愚かな行為と思う人も多いでしょう。

しかし真実から目を背けているその背景にこそ真実がある。

誰に何と言われようと真実と向き合おうとする人は少なからずどの時代にも存在してそういう人たちが時代を変えてきた。

侵食してからでは遅いかもしれないし、アニメ【チ】でも世論を変えることに数十年かかっている。紡がれていく真実と向き合う人たちがいてようやくまともな政権へとバトンが渡される。そしてそのまともな政党が誕生し豊かになったところにまた自民党のような政党が誕生するこれも歴史の事実。そのループを繰り返すことで歴史が少しずつ変わり動いていく。

あの有名な歌365歩のマーチ『幸せは歩いてこない　だから歩いていくんだね　一日一歩　三日で三歩　三歩進んで二歩下がる』今をこの歌詞に例えるなら【二歩下がる】という最後の段階に来ている。これが終わればスタートの一歩になり一つ前進する日本が見れるでしょう。