中田敦彦さんYouTube大学でインボイス誤情報

普段楽しく拝見してるあっちゃんこと中田敦彦さんの動画は実に 面白く、人が興味を持つ話し方とわかりやすい説明が魅力的で私も大好きな YouTubeチャンネルです。

しかし今回は私が専門とする経済のお話【インボイス制度】について…

普段何気なく聞いていたあっちゃんのチャンネルですが、今回は聞いてる途中で

『ん？ん？( ,,`･ω･´)ﾝﾝﾝ？』って感じなりましたｗ

簡単に言ってしまえば消費税の認識が間違った認識だったことです。

あっちゃんいわく。これまでは免税事業者(１０００万円以下)が皆さんから預かった消費税を国に納めずにポケットマネーにしている！という内容を話していました。この時正直ショックでしたね(;^ω^)好きな人が致命的な誤情報を持っていたことが大きすぎる…いやいやそもそも人間だから間違った情報だって誰しも持ってますし、私にもあります。ですがこれは絶対に間違えちゃいけないところ！！！！

このブログを読んでくれてる方には消費税について正確な情報を届けます！

例１

私が経営しているお菓子屋で皆さんが税別1000円の物を買いました。

消費税を入れると実際は1100円支払ったことになりますよね？ここに大きな罠があります！

商品1000＋消費税100＝1100円って考えですよね。

名前が分断されてるから誤解が生まれやすいですが、皆さんに消費税を払う義務はありません。払う義務あるのは私のお菓子屋さんです。

ではどうしてそうなってしまったのか？皆さんが逆にお菓子屋さんを経営してることを考えてみてください。お菓子屋さんを経営しているということはお菓子売りますよね？

売ったものに対して国から今は１０％頂戴って言われてるので１００円売っても10円取られて90円しか残りません。もちろん昔消費税がなかった頃はそんな心配がありませんでしたが。では仮に消費税２０％になったら1000円売れる度に200円国に払うんですよ…それでは今までのやってきた経営が厳しくなりますよね…そこで消費者に負担してもらえば良いじゃんってことになって価格に載せることにしました。

超簡単に言ってしまえば消費税とは事業者が払う義務があるけど 自腹で払うのはキツイからその分価格に載せちゃおうってことですｗ

商品＝価格であり、消費税＝価格なんです。

これらを踏まえて中田敦彦さんの動画(もう非公開)を見るとわかるように

消費者から集めた消費税をポケットマネーにしてるという解釈は間違っているんです。そもそも買い物する人たちは上乗せされてる価格で買ってるに過ぎません。

もっと言えばあっちゃんが言うようにポケットマネーにしているという定義なら

Ａ店で買ったうまい棒１０円に対してＢ店で買ったうまい棒が２０円でした！

アイツ俺たちから１０円多く取ってポケットマネーに入れてるって言ってる事と同じです。高いところで買おうが安いところで買おうが理解の上で商売が成り立ってる以上『高い分返してくれ』とも言えないわけです。

確かにあっちゃんは多くの著者が書く本を読んで知識も豊富ではあるんですが

そもそも著者が書くことが間違った情報であればそれは間違った知識として広がってしまう…現代における情報社会の弱点とも言える部分ですよね。

これを見て中田敦彦さんの動画を今後はフラットな気持ちで拝見しつつ簡単に鵜呑みにしないことを心に決めました。

追加でもう一点は中田敦彦さんの動画が非公開になっていますが、間違った情報で合った場合は『間違った情報を流してしまった』という動画も欲しかったです。

出すだけ出して、間違っていたから消すだけでは広まった知識は消えません。

同様に間違っていたことも広めてほしいと思いました。