お金と税金の仕組みと歴史
- ゆうぽん
- 2023年9月10日
- 読了時間: 3分

この図を見てわかるように物々交換の時代ではとても不便なことが起きていました。野菜とお肉は交換できるのに服屋さんだけ取引が成立しません。
これでは欲しい時に欲しいものが手に入らず大変ですよね。
そこで誕生したのがお金です。今の日本では【円】になります。
お金というものに価値を生み出し商品に価格が設定されお金があれば自分の作っているもの意外と交換することができます。
これは日本銀行券と呼びお金と一括りにすると難しいですが交換券と認識ください。『あれ?でもお金ってもともと存在してたの?みんな持ってたの?』
これは日本銀行通称日銀が円を作り日本中に配ることで浸透していきました。
ただお金を配ったのではなく例えば道路整備を1人100万円でやってくれないかな?とお願いします。そのお金を整備員に渡すことで整備員は生活するためにお金を使いますよね。衣食住にはもちろん趣味や娯楽様々なところに貰ったお金を使います。このように様々な方法で円を浸透させたわけなんですが…
【無限にお金作ったら最強じゃん】とか思いました?w
実は無限には作れません。作れるお金の量は決まっています。あまりにもお金を大量に作りすぎて国民が大量にお金を持つとお菓子ひとつ買うのに100万円を持って買いに行くというお金の価値が下がってしまうんです。
わかりにくいと思った人はこう考えてみてください。
世界に一つしか存在しない伝説のカードと世界中に量産されているカードどちらに価値があるのか_?もちろん世界に1つしか存在しないカードですよね。
円も同じで量産しすぎると価値は落ちます。なのでお金が増えすぎないように
調整する役割が税金になるんです。お金を渡し過ぎたから回収することにより
安定した経済を作ることができるのが税金です。
近年税金は○○の財源と嘘をつくメディアがいますがそもそも税金は何かをするために回収したお金ではなく世間に溢れたお金を回収するために存在します。
では現在の日本が不景気にも関わらず税金を取り続けるのは何故か?
ここに大きなポイントがあります【お金は無限に作れない】
言い換えれば作ったお金を手元に置いておけるのは決まっているという事です。
仮に日本円が1兆円作られたとしましょう。ですがその1兆円をみんなに分けたら
平等とも言えますが、やっぱり得したいと欲張る人もいますよね。
お金は作れるが無限に作れない。ではその作ったお金をどうしたら正式な形で
自分たちの懐に納めるかを考えたときに日本財務省などは税金を止めさせないのです。
簡単に言えば財務省だって【お金作って自分たちのところに置いとけばいいじゃん】と思ってるはずです。しかし残念なことにそんなことはできないのです。
1度作ったお金は日本中に渡していくためのものであって作った人たちが自分たちのためにダイレクトに使うことを許されていません。
では一度世間にお金を渡して好景気だろうと不景気だろうと税金を取り続けることで自分たちの懐にお金が返ってくるという仕組みです。
こういう段取りを踏めば確かに不正ではありませんが日本人の多くはそんなことをされてるとは知らず、ただ一生懸命生きているだけという人ばかり。
いいですか?今の日本は今もお金を大量に作っています。しかし一般人にまでその作られたお金が届いてる実感が持てないのは既得権益。限られたところに多くお金を投じているからなんです。
仮に作り続けているお金を国民に毎回一律で配っていようものならもっと裕福な国になってるでしょう。
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